2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年の振り返り その2(映画・アニメ・ドラマ・小説・マンガ・音楽)

今年の映画・アニメ・ドラマで良かったのは何だろうなと思うと、やっぱり「すずめの戸締り」なんじゃないかと思います。新海誠の集大成にして最高傑作の看板に偽りなしの作品で完成度が高く間口も広く、そして何より失われていく世界に生きる物語なこと、そ…

2022年の振り返り その1(ゲーム・ライブ・スポーツ観戦)

今年はなかなかブログを書く時間も取れなかったので、年末くらいはちゃんと記憶を残しておこうかと思い振り返ってみます。 しかし今年は本当に仕事が大変でまあ酷い状況で、精神的にもギリギリの状況が続いたのですが、そんな中でも安定剤になっていたのがゲ…

【ゲーム感想】ゼノブレイド3

Xenoblade3(ゼノブレイド3)-Switch 任天堂 Amazon 大変面白かったのですが言いたいことがあるというか、具体的にはサブクエストやヒーロークエストが滅茶苦茶面白くて、それ故にメインストーリーのラストにどうしても納得がいかなくなるという、なんとも難し…

【映画感想】すずめの戸締り

すずめの戸締まり UNIVERSAL MUSIC LLC Amazon 新海誠の集大成にして最高傑作と大見得が切られていますが、その宣伝文句通りの映画でした。傑作と思います。 「君の名は」「天気の子」でも描かれていた災害というテーマを今回は3.11を直接大向こうに回して描…

【小説感想】プロトコル・オブ・ヒューマニティ / 長谷敏司

プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司 早川書房 Amazon バイク事故で右足を喪ったダンサーとそれ自体が行動を予測して補助するAI義足の共生を通じて、身体性と人間性の根源に切り込む物語。なのですが、それだけでは終わらない凄みのある一冊で…

【ゲーム感想】ゼノブレイド2

Xenoblade2 (ゼノブレイド2) - Switch 任天堂 Amazon ゼノブレイドDE(1)をやって万人に勧められる面白いRPGだ! って思ったのが前回の出来事なのですが、ゼノブレイド2はですね、好き嫌いははっきり分かれるけど好きな人には死ぬほど刺さるやつですねこれ…

【ゲーム感想】ゼノブレイド Definitive Edition

Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)-Switch 任天堂 Amazon ゼノギアスとゼノサーガは大好きで、ゼノブレイドは興味はありつつも手を出していないゲームだったのですが、そろそろ3の発売だというのと、GWセールで安く…

【ライブ感想】THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!! 4/2・3 @ ベルーナドーム

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 30 ガールズ・イン・ザ・フロンティア アーティスト:渋谷凛(CV:福原綾香)、早坂美鈴(CV:朝井彩加)、木村夏樹(CV:安野希世乃)、小日向美穂(CV:津田美波)、塩見周子(CV:ルゥ ティン) コロムビアミュージック…

【小説感想】ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 2 / 小川一水

() ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 早川書房 Amazon 巨大ロケット宇宙漁SFという胡乱なジャンルとは裏腹に、旧い世界からの脱出を目指す女×女バディの王道冒険エンターテインメントでこの巻もとても面白かったで…

2021年の9作(マンガ)

かげきしょうじょ!! / 斉木久美子 かげきしょうじょ!! 11 (花とゆめコミックススペシャル) 作者:斉木久美子 白泉社 Amazon 葬送のフリーレン / 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン(6) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ 小学館 …

2021年の5作(小説)

アンデッドガール・マーダーファルス 3 / 青崎有吾 アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ) 作者:青崎有吾 講談社 Amazon 【小説感想】アンデッドガール・マーダーファルス 3 / 青崎有吾 - FULL MOON PRAYER 同志少女よ、敵を撃て / 逢坂冬馬…

【小説感想】同志少女よ、敵を撃て / 逢坂冬馬

同志少女よ、敵を撃て 作者:逢坂 冬馬 早川書房 Amazon 凄惨な独ソ戦争を舞台に、狙撃兵となった少女セラフィマが、戦場で何を見て、何を感じて、何をしたのかを追いかけていく、アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。 セラフィマを通じて見る戦場の凄まじさ理…

【小説感想】虚構推理 逆襲と敗北の日々 / 城平京

虚構推理 逆襲と敗北の日 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon マンガ単行本と小説が同時に発売された「岩永琴子の逆襲と敗北」がメイン。様々なエピソードでずっと示され続けてきた、秩序を司る者、怪異たちの知恵の神としての岩永琴子という存在の在…