2月のライブ/イベント感想

普通に働きながらでもこの数行くのは可能なんだなって。

 

2/2 フライングドッグ10周年記念LIVE -犬フェス!- @ 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

あんなに一緒だったのに

あんなに一緒だったのに

 

 Victor時代を含めたフライングドッグ大祝賀祭みたいなライブで、古くからのオタクほど致死率が高いそれはもう凄いものだったんですけど、この日の私の注目点は、See-Sawが見られるかという一点にあったと言っても過言ではなく。
 梶浦由記石川智晶、もうね、同じイベントに出たことが長い長い間なかったんですよ。というかSee-Sawの活動停止以降は絡みすらなかった。そこに何の事情があったかなかったか、それはわからないけれど、あの梶浦由記の集大成だったKajiFesの時ですら見に来てはいても出演はなかった。
でもね、フリーになって単独にRevoがシクレで来るみたいな事もあって、そしてこの犬フェス共演。あれなんかいい機運なんじゃね? これは見られるんじゃね?? と思いながらも、いや期待してはいけないと思って現地に向かったのです。石川智晶が「アンインストール」を歌った後、暗転したステージにキーボードが運ばれてきたのを見て、もうその時点で放心ですよね。
See-Sawの、梶浦由記石川智晶による「あんなに一緒だったのに」。初めてSee-Sawが見られました。See-Sawの音楽をライブで聞けました。「キーボード! See-Saw梶浦由記!」と最後に石川智晶が紹介した時に、ああずっと追いかけてきて良かったなと、生きていれば良いことあるんだなと、そんなふうに思いました。

 

2/10 駒形友梨 1st Live ~starting in the 〔CORE〕~ @ 新宿BLAZE

〔CORE〕

〔CORE〕

 

 駒形友梨という人を初めて見たのはサンホラのNeinで、その後アイマスミリオンのライブでも見て、だれらじも聞き続けて、ずっと歌を好きだと言っていた人がついにCDデビューして、そして1stライブ。感慨深いものがあると共に、だれらじの印象が強くて近所の面白いお姉さんの晴れ舞台を見に来たような感覚もあった1stライブ。
最高に良い顔をしてのびのびと歌うべーせんを見れて、ああ本当に良かったなと思いました。あれは、夢を叶えた人の顔だった。

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! アンコール上映会 2/16・17・24

THE IDOLM@STER CINDERELLA MATER 恋が咲く季節

THE IDOLM@STER CINDERELLA MATER 恋が咲く季節

 

 まず、アイマスライブは感情が閾値を振り切って大変なことになりがちで、しかもブルーレイ発売が遅いので、この時期にこういう上映会をしてくれるのはとても良いなあと思います。あと、会場が大きいだけに現地とLVは全然見え方が違って新しい発見もありますし、キャストのトークイベント付きでライブの話が聞けるのは良い試みだと思いました。映画館、満員になっていましたし、今後も続けてほしいなと。
さて、私はメラド両日と、ナゴド二日目の途中からを見たのですが、本当に良いライブだったなという再確認と、ようやく感情が消化されたことで受け止められたものが2つ。
まずはメラドの「ドレミファクトリー」、現地では半ば思考が止まっていたんですけど、スクリーンにアップで笑顔で踊るメンバーを見てたらめっちゃ涙が出てきて本当にね、U149がですね、好きなんですよね……。ああ、あの子達がこんなに楽しそうに歌って踊ってるというのが、ようやく実感として追いついてきたというか。
そしてメラドの「流れ星キセキ~always」。現地で消化できなかった大橋彩香/島村卯月を、もう一度受け止めないと7thを迎えられないと思って、別のライブから無理やりイベ回しをして見たのですけどね、いや回してよかった。現地では「流れ星キセキ」までは耐えて、「always」で死んでしまったのですが、今回は「流れ星キセキ」で笑顔の大橋彩香が歌体出した瞬間に号泣でした。何かもう全てがあかんかった。そこまでの緊張感のある流れからの、NGsとその真ん中で歌う大橋彩香の安心感というか、ホッとする感じすごくない!? ですか? そしてもう一つ、アニメを重ねて見る曲だからこそ、こんなに笑顔でこの曲を歌えていることにほっとするものがあるのだなと。良かったな、良かったなと。元気で、笑顔で、今この立派な舞台に立っているんだなと噛みしめるこの感じ。「always」の「私に出会ってくれてありがとう」に対して、あの日現地で抱いた感情の答えは「こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう」なんだろうと思いました。そう思えただけでも、このLVを見に行けて本当に良かったです。

 


BanG Dream! 7th☆LIVE Roselia 「Hitze」2/21 @ LV

Safe and Sound[Blu-ray付生産限定盤]

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 Roseliaは幕張が遠藤ゆりかラストというテーマを内包したあまりにも鬼気迫るライブだったもので、そこから明坂聡美も抜けてメンバーを変えて続けていくことには難しさがあったと思うのです。でも、この武道館に向けて仕上げてきたなという印象でした。
普通に、普通のRoseliaのライブを届けられるところまで持ってきたこと。そして軌跡や陽だまりのような、あの時の特別になりかねない曲を、ずっと続いている「Roselia」の曲として演奏すること。凄く大きな意味のあるライブだったなと思います。

 

BanG Dream! 7th☆LIVE RAISE A SUILEN 「Genesis」2/22 @ 日本武道館


BanG Dream! 7th☆LIVE Poppin’Party 「Jumpin' Music♪」2/23 @ 日本武道館

Jumpin'[Blu-ray付生産限定盤]

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 これだけ演奏できるようになったのだから、もっとフルバンドでの演奏を増やしてほしいというか、へごにドラムを叩いてほしいという気持ちはまだあるのですが、でもこれがポピパのライブの形なんだろうなと。バンド演奏も音源を使ってのキャラソンも寸劇も全部含めて、Poppin'Partyの魅力を伝えるためのものなのかなと思います。
その結果としてもうとにかく全編ずっと楽しそうなんですよね。演者もファンも凄く楽しそうで、このハッピーさこそがポピパなのだろうと。前回の武道館であった追い込まれた空気がすっかり抜けていたのもあって、グダりがちなMCも含め、この空気感は他の2バンドにはないものだと思いました。
あと、こんなに楽しそうなへごはなかなか他の現場では見れないので、ポピパは仲が良いんだろうなあと。

 

2/24 Shiena Nishizawa LIVE 2019 ”EXTREME” 2/24 @ 渋谷WWWX

Gray Blaze

Gray Blaze

 

 幸奏陣営はなんというか、こう、自ら難しい道に進んでいるというか、アニソンシンガーとしてのモデルコースを選ばないで、そこ本当に道あるの? と思うような方向性を目指している感じがあります。それで結果、ライブが先鋭化して荒れるのもまあ分かるというか、そして結局リフト、サーフ、ダイブを禁止にすることも試行錯誤なのかなとも思うのだけれど、もっと上手くやる方法があったんじゃないかな、この先大丈夫なのかなという気持ちもあって。
で、前説で社長がその辺の禁止の話と、これでやっぱりやると言うなら安全が保証できないからもう次はできないとまで言って始まるのも、なんというかなんというかではあるのですが、ライブが始まれば今までで最強の西沢幸奏をおみまいされる訳で、やっぱついていかなきゃな!! って思うのです。それくらい今回のバンドスタイルでのライブは凄かった。ギターを掻き鳴らして轟音の中で歌う声の伸びとエモーショナルさ、ここ数年の成長幅は本当に半端ないなと思います。盛り上がる曲はもう安定の楽しさなんですが、今回はバンド編成でやった「帰還」のエモさが凄かったです。こんな歌が歌えるのかと、本当にあれは心を揺らす歌でした。
あと荒れなくなった(サークルモッシュくらいまで)ので、前の方に出ても死ななくなったのも有難かったです。最初は後方の大人しく見るエリアにいたのですが、4曲目に「Glay Braze」のイントロが来た瞬間に我慢できなくなったので前方へ。おかげで首と腰が死にましたが! アホみたいに楽しかったから問題なし!