【ゲーム感想】ユニコーンオーバーロード

ユニコーンオーバーロード - Switch アトラス Amazon SRPGはどうも苦手なのだけど、ヴァニラウェアは「十三機兵防衛圏」がとんでもない名作だったのでと思って5時間遊べる体験版に手を出した結果、終わった頃には本編予約していたユニコーンオーバーロードで…

2023年の振り返り(本・マンガ)

今年読んで良かった小説10冊を。 回樹 作者:斜線堂 有紀 早川書房 Amazon 今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる (ポプラ文庫ピュアフル Pこ 9-2) 作者:紅玉 いづき ポプラ社 Amazon ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3 (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 …

2023年の振り返り(音楽・ライブ)

Spotifyを使ってるのでプレイリスト機能で。 open.spotify.com アルバムだとRAISE A SUILENの「REVELATION」がキャラクターをイメージしたミニアルバムですが、楽曲的にはキャラソンっぽいところからは更に遠ざかって色々なチャレンジがあって面白かったです…

2023年の振り返り

ブログを書くこともほとんどなくなったここ一年でしたが、一年の締めくくりくらいは少し振り返りをしようかなと。 今年はライブの声出しがOKになったことが一番大きな出来事だったと思います。ここ数年声出しNGのライブが当たり前になっていて、それはそれで…

【ゲーム感想】ゼノブレイド3 新たなる未来

【Switch用追加コンテンツ】 Xenoblade3(ゼノブレイド3) エキスパンション・パス 任天堂 Amazon 思ったより早く来てびっくりしたゼノブレイド3の追加ストーリー。舞台は本編より前の時代、シティの6氏族の始祖たちの物語。 追加コンテンツとしては単体として…

【小説感想】化石少女と七つの冒険 / 麻耶雄嵩

化石少女と七つの冒険 作者:麻耶雄嵩 徳間書店 Amazon 読み終えた瞬間にやりやがったな!! と叫びたくなるところが麻耶作品の醍醐味ですよね。 正直「化石少女」が何とも言えない感じだったのであまり期待をしていなかった続編だったのですが、あれを下敷き…

【小説感想】走馬灯のセトリは考えておいて / 柴田勝家

走馬灯のセトリは考えておいて (ハヤカワ文庫JA) 作者:柴田 勝家 早川書房 Amazon 突飛なアイデアに文化人類学的なアプローチで迫るSF短編集。 表題作の「走馬灯のセトリは考えておいて」が凄かったです。人々がライフログを残し、それを基に受け答えまで可…

2022年の振り返り その2(映画・アニメ・ドラマ・小説・マンガ・音楽)

今年の映画・アニメ・ドラマで良かったのは何だろうなと思うと、やっぱり「すずめの戸締り」なんじゃないかと思います。新海誠の集大成にして最高傑作の看板に偽りなしの作品で完成度が高く間口も広く、そして何より失われていく世界に生きる物語なこと、そ…

2022年の振り返り その1(ゲーム・ライブ・スポーツ観戦)

今年はなかなかブログを書く時間も取れなかったので、年末くらいはちゃんと記憶を残しておこうかと思い振り返ってみます。 しかし今年は本当に仕事が大変でまあ酷い状況で、精神的にもギリギリの状況が続いたのですが、そんな中でも安定剤になっていたのがゲ…

【ゲーム感想】ゼノブレイド3

Xenoblade3(ゼノブレイド3)-Switch 任天堂 Amazon 大変面白かったのですが言いたいことがあるというか、具体的にはサブクエストやヒーロークエストが滅茶苦茶面白くて、それ故にメインストーリーのラストにどうしても納得がいかなくなるという、なんとも難し…

【映画感想】すずめの戸締り

すずめの戸締まり UNIVERSAL MUSIC LLC Amazon 新海誠の集大成にして最高傑作と大見得が切られていますが、その宣伝文句通りの映画でした。傑作と思います。 「君の名は」「天気の子」でも描かれていた災害というテーマを今回は3.11を直接大向こうに回して描…

【小説感想】プロトコル・オブ・ヒューマニティ / 長谷敏司

プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司 早川書房 Amazon バイク事故で右足を喪ったダンサーとそれ自体が行動を予測して補助するAI義足の共生を通じて、身体性と人間性の根源に切り込む物語。なのですが、それだけでは終わらない凄みのある一冊で…

【ゲーム感想】ゼノブレイド2

Xenoblade2 (ゼノブレイド2) - Switch 任天堂 Amazon ゼノブレイドDE(1)をやって万人に勧められる面白いRPGだ! って思ったのが前回の出来事なのですが、ゼノブレイド2はですね、好き嫌いははっきり分かれるけど好きな人には死ぬほど刺さるやつですねこれ…

【ゲーム感想】ゼノブレイド Definitive Edition

Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)-Switch 任天堂 Amazon ゼノギアスとゼノサーガは大好きで、ゼノブレイドは興味はありつつも手を出していないゲームだったのですが、そろそろ3の発売だというのと、GWセールで安く…

【ライブ感想】THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!! 4/2・3 @ ベルーナドーム

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 30 ガールズ・イン・ザ・フロンティア アーティスト:渋谷凛(CV:福原綾香)、早坂美鈴(CV:朝井彩加)、木村夏樹(CV:安野希世乃)、小日向美穂(CV:津田美波)、塩見周子(CV:ルゥ ティン) コロムビアミュージック…

【小説感想】ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 2 / 小川一水

() ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 早川書房 Amazon 巨大ロケット宇宙漁SFという胡乱なジャンルとは裏腹に、旧い世界からの脱出を目指す女×女バディの王道冒険エンターテインメントでこの巻もとても面白かったで…

2021年の9作(マンガ)

かげきしょうじょ!! / 斉木久美子 かげきしょうじょ!! 11 (花とゆめコミックススペシャル) 作者:斉木久美子 白泉社 Amazon 葬送のフリーレン / 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン(6) (少年サンデーコミックス) 作者:山田鐘人,アベツカサ 小学館 …

2021年の5作(小説)

アンデッドガール・マーダーファルス 3 / 青崎有吾 アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ) 作者:青崎有吾 講談社 Amazon 【小説感想】アンデッドガール・マーダーファルス 3 / 青崎有吾 - FULL MOON PRAYER 同志少女よ、敵を撃て / 逢坂冬馬…

【小説感想】同志少女よ、敵を撃て / 逢坂冬馬

同志少女よ、敵を撃て 作者:逢坂 冬馬 早川書房 Amazon 凄惨な独ソ戦争を舞台に、狙撃兵となった少女セラフィマが、戦場で何を見て、何を感じて、何をしたのかを追いかけていく、アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。 セラフィマを通じて見る戦場の凄まじさ理…

【小説感想】虚構推理 逆襲と敗北の日々 / 城平京

虚構推理 逆襲と敗北の日 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon マンガ単行本と小説が同時に発売された「岩永琴子の逆襲と敗北」がメイン。様々なエピソードでずっと示され続けてきた、秩序を司る者、怪異たちの知恵の神としての岩永琴子という存在の在…

【映画感想】劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!

「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」ボーカルソング集 Walkure Reborn! FlyingDog Amazon 物語の持つテーマとしても、キャラクターの選択としても、それはそうなるだろうと、何も言うことは無いと思うのです。それはそう。でも、観終えて最初に思ったのは、…

【小説感想】偶然の聖地 / 宮内悠介

偶然の聖地 (講談社文庫) 作者:宮内 悠介 講談社 Amazon 6ページほどの掌編が重ねられていくのですが、積みあがっているんだか積みあがっていないんだかよく分からない、何とも奇妙な話が続いていく一冊。イシュクト山という願いが叶うという幻の山を中心に…

【小説感想】零號琴 上・下 / 飛浩隆

零號琴 上 (ハヤカワ文庫JA) 作者:飛 浩隆 早川書房 Amazon 零號琴 下 (ハヤカワ文庫 JA ト 5-5) 作者:飛 浩隆 早川書房 Amazon 500年に1度の大假劇に向けて巨大楽器<美玉鐘>が再建される惑星美縟に、特殊楽器技芸士のトロムボノクとその相方シェリバンは…

【小説感想】ストライクフォール 4 / 長谷敏司

ストライクフォール4 (ガガガ文庫) 作者:長谷敏司 小学館 Amazon 久しぶりの新刊ですが、やっぱりこのシリーズ凄いと思わせてくれる一冊でした。 ストライクフォールという、宇宙空間でストライクシェルと呼ばれるロボットに乗り15対15で戦闘を行う競技は、…

【小説感想】86 ―エイティシックス― Ep.10 フラグメンタル・ネオテニー / 安里アサト

86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー― (電撃文庫) 作者:安里 アサト KADOKAWA Amazon シンの86区時代の過去話を中心にした短編集。 死神と呼ばれていた過去を合わせて考えれば当然周りはみんな死んでいく訳で、出てくるキャラ出てくる…

【マンガ感想】進撃の巨人 34 / 諌山創

進撃の巨人 34―Ending (プレミアムKC) 作者:諌山創 講談社 Amazon 完結。マーレ編以降はよく分からないけどえらいこっちゃみたいな感じで読んでいたのですが、なるほどこうして終わるのかと。全ての出来事が繋がってきたことへの納得感と、嵐の過ぎた後のよ…

【映画感想】劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 劇中歌アルバムVol.1(特典なし) アーティスト:スタァライト九九組 ポニーキャニオン Amazon TVシリーズも関係性と概念を濃縮2倍でそのまま投げつけてくるような作品だったスタァライトですが、劇場版は凄まじかった。…

【小説感想】魔法少女育成計画 breakdown 前・後 / 遠藤浅蜊

魔法少女育成計画 breakdown(前) (このライトノベルがすごい!文庫) 作者:遠藤浅蜊 発売日: 2021/03/11 メディア: Kindle版 魔法少女育成計画 breakdown(後) (このライトノベルがすごい! 文庫) 作者:遠藤 浅蜊 発売日: 2021/05/10 メディア: 文庫 亡くなっ…

【マンガ感想】THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149 7、8 / バンダイナムコエンターテインメント・ 廾之

【新装版】アイドルマスター シンデレラガールズ U149(7) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス) 作者:廾之,バンダイナムコエンターテインメント 発売日: 2021/04/28 メディア: Kindle版 【新装版】アイドルマスター シンデレラガールズ U149(8) (サイ…

【小説感想】アンデッドガール・マーダーファルス 3 / 青崎有吾

アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ) 作者:青崎有吾 発売日: 2021/04/15 メディア: Kindle版 4年半ぶりの新刊はそれはもう大変結構なお手前で、首を長くして待ったかいがあるというものでした。流石の面白さ。 帯に「冒険・バトル・伝奇全…