F1 イギリスGP決勝

ライコネン2連勝!
ファンとしてはたまらない展開になってまいりました。それでもまだ、ハミルトンまでは果てしないポイント差があるのですけど。
レースは4強の争いになるかと思われましたが、スタートでマッサがストールしピットスタートに。それでも結局5位まで挽回したところを見ると、この2チームの力がいかに抜けているかの証明でもあるわけですが。そしてスタートでライコネンを抑えきったハミルトンが逃げるかと思われましたが、逃げるどころかライコネンにつつかれる苦しい展開。そしてピットが早かったために3位まで後退して、その後はその順位を守り切りました。それでも表彰台はいまだ外さない安定感が、ハミルトンを現在ポイントリーダーにしている所以か。
そしてその後のレースはアロンソライコネンのマッチレース。一回目のストップを短く切ってライコネンの前に出たアロンソですが、セカンドスティントでマージンを作り切れずに2回目のストップでライコネンが逆転。そのままライコネンが逃げ切るという展開となりました。
今回は金曜から好調だったライコネンの独壇場だったかなぁと。ここにきて好調さを取り戻してきました。そして、アロンソも復調の気配。実力者二人の復調で、この先の4強の争いはさらに激しくなりそうです。
そしてその後のF1クラスBともいえる争いは、BMWが完全にルノーを封じ切っての4位6位。そしてルノーが7位8位となりました。今回好調のトヨタはトラブルで二台とも脱落。セカンドグループの覇権争いは、当面この2チームの勝負になりそうです。それにしてもここにきてのルノーの復調は、さすがチャンピオンチームという底力を感じさせます。
後ろの方ではアグリがそろそろ苦しいか。トロロッソに光明が射してきただけに、スパイカーとの最下位争いという立場になってしまいそうです。

そういえばGP2では中島一貴が2レース連続3位表彰台を獲得。今年は慣れるための年と思っていましたが、これはひょっとして期待してもいいのでしょうか?