とりとめもなくどうでもいい話。

「見返りが欲しくてブログを書いているわけではない」というのは建前でもなんでもなく本心なのですが、毎日毎日何か書いてれば時々何かが欲しくなったりもします。儲かりそうにないアフェをしている訳でも無いので、その何かっていうのは単純な読者からの反応な訳なのですが、これって意外ともらえません。割とアクセス数が増えてからでも、リンク元を見てこんな人が見に来ているらしいと思うくらいで、それ以上に何かあるなんてことはありません。たまにさみしいです。

ただ、これ、多分望んでるものが大きすぎるんですよね。都合のいい反応を都合のいい時にだけくれるような人がいるかって、よほどの人気者にならない限りそんなのいる訳が無いんですから。ブログは魔法のツールでもなんでもありません。反応が欲しかったらそれ相応のことをしないといけません。

一つ考えられるのは、興味を引きそうなエントリーを書いて、たくさんリンクされてみるとかブクマされてみるとかそういう方向。でも、これは諸刃の剣で、叩かれて凹んだり、率直な悪意に曝されたりという危険性も伴います。下手すると燃え上がって閉鎖に追い込まれたり。まぁ、欲しい反応ももらえるでしょうが、もう少し穏やかに生きたいならあまりおいしく無い方法です。ただ、やっぱり欲しい反応だけ欲しいだけもらえるなんていうのはとんでもないワガママな訳ですが。その期待は幻想。

じゃあ安心できる人間関係だけ作るという方向。ネットの人間関係は現実での人間関係と大して変わらないとはよく言われることですが、それはまさにその通りな訳です。自分からネット上で交流を作ろうとしなければ、頻繁に反応をくれるネット友達なんかできなくて、その友達関係を維持するにはそれなりのコストが必要です。何の対価もなくいきなり友達ができるなんて魔法のようなことがネット上にあると思ったら大間違いで、ネットが埋めてくれるものの代わりに、ネットだから必要なものが加わってるだけです。減った分だけ見てネットは理想郷だなんて思ったら甘い。mixiとかもあれで人間関係の維持が結構大変です。


うーん? なんだかこう書いている自分でも、ここで挙げた例からちょうどいい塩梅というものが抜け落ちている気がしてなら無いのですが、ちょうどいい塩梅ってどこかにあるんでしょうかね。