To LOVEる -とらぶる- ダークネス (1) (ジャンプコミックス)
- 作者: 矢吹健太朗,長谷見沙貴
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/03/04
- メディア: コミック
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モモとナナとヤミまで高校に転入してきて、そのクラスメイトに敵になりそうな少女が新キャラクターとして登場。そして展開されるのは、モモがリトのハーレムを作るために色々とする話。リト本人は一切もせず、ハーレムを作るためにモモが奔走しながら本人も迫ってきたり、他の女の子達も迫ってきたりする100%受身のハーレムものという辺りが今時っぽい、都合が良すぎていっそ清々しいほどのラブコメになっています。リトがデビルーク王候補だから側室がいてもいい→ハーレムでみんな幸せ! の理論はこの作品の中だとなんとなく説得力があるように聞こえる不思議。絵は相変わらず抜群に可愛いし、少年誌の限界にチャレンジしているというか普通に成年誌っぽさを感じるお色気描写も大量投入で、快楽原則に忠実なマンガだと思います。
話としてはヤミの妹に当たるメアの登場で、ヤミをハーレムに導こうとするモモと殺し屋に戻そうとするメアという構図。とはいえあまりシリアスになりすぎることもなさそうな雰囲気です。ただ、ひたすらにエロコメが続くわけではなく、一本ストーリーが流れていることでかなり読みやすくなっているのではないかと思いました。