2005年 まとめ

今年もマンガを読み続けた一年。結局103冊でした。旧作の開拓を止めてしまった分去年より減ったかなぁといった感じ。そんな中から今年読んだ中で印象に残ったマンガを10作品。昨年とかぶる部分もありますが。



青い花 〜1巻 / 志村貴子

青い花 1巻 (F×COMICS)

青い花 1巻 (F×COMICS)

相変わらず素晴らしい放浪息子ラヴ・バズの完結もありましたが、今年の志村貴子のベストはこれ。鎌倉の空気と女の子達の間の繊細な感情描写。素敵としか言いようがありません。


夕凪の国 桜の街 / こうの史代

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

日本で生きるなら読んで損はないです。原爆という歴史の残る街で生きることを描いた桜の街は間違いなく傑作。


よつばと! 〜4巻 / あずまきよひこ

よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

なんでもないことが何でこんなに輝くのか。そしてどこかにありそうなリアリティ。日常にはまだまだ楽しいことがあると感じさせてくれます。


ハヤテのごとく! 〜4巻 / 畑健二郎

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

どこか微妙なバランスで何故か面白い。キャラ萌えだけでもなく小ネタだけでもなくラブコメだけでもない不思議な感じですが、面白いものは面白いです。引き続き期待。


かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 〜2巻 / あかほりさとる犬上すくね桂遊生丸

性別転換から始まる極上の百合ファンタジーラブコメ。繊細な心理描写と繊細な絵柄がこの上なく愛らしいです。


GUNSLINGER GIRL 〜6巻 / 相田裕

GUNSLINGER GIRL 6

GUNSLINGER GIRL 6

生理的な気持ち悪さを呼び起こす悪趣味さをふりまいたまま、物語は新たなステージへ。この先何があるのかが気になります。


スパイラル 〜推理の絆〜 〜14巻 / 城平京水野英多

物語は更なる真実の提示で救いのない構図へ。次巻完結。楽しみです。


ハチミツとクローバー 〜8巻 / 羽海野チカ

ハチミツとクローバー (8) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー (8) (クイーンズコミックス―ヤングユー)


竹本君の自分探しのたびのラストにやられました。今年はアニメ化もされ絶好調。人間関係はそろそろ収束に向かうのか。


魔法先生ネギま! 〜12巻 / 赤松健

魔法先生ネギま!(12) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(12) (講談社コミックス)

ブコメとしてのネギまは嫌いですが、バトルに入ってからは面白いです。ネギvsタカミチなんか素晴らしいと思います。


D.Gray−man 〜7巻 / 星野桂

D.Gray‐man (7) (ジャンプ・コミックス)

D.Gray‐man (7) (ジャンプ・コミックス)


ダークな世界観と端々に狂気を感じる物語や絵がジャンプらしいメジャーな空気と両立しているのが素敵です。


ローゼンメイデンおおきく振りかぶっても相変わらず面白いですが、来年により期待ということで。