- 作者: 冬目景
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/03/24
- メディア: コミック
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久々の幻影2巻。
探偵が主人公で事件の解決に挑むという形式ではありますが、ミステリ的に謎解きやトリックによる驚きを楽しむものではなくて、どちらかというと地に足のついた話で雰囲気重視な感じ。冬目景の絵の魅力が大正時代という時代にマッチしていることもあって、その辺りの雰囲気は非常に魅力的です。
そして見所はおそらく事件そのものよりも真夜に関する秘密。時代を超えてきた「稀人」であるというのはきっと正しいのでしょうけど、そこからどう話が広がるのか読めません。両親の帰還で何か動きがあるのでしょうか。でも、個人的には松之宮と真夜と竹の微妙な恋愛関係みたいなものをやってくれるとそれはそれで面白い気もします。
満足度：B+
