ラ管連ボードゲーム部 第10回例会

2桁にのっていてびっくりした! なラ管連ボゲーオフ。
ちなみにラ管連は月に1〜2回テーブルゲームをして遊ぶ集まりで……あれ?


以下長い&内輪ネタありなので格納します。


今回の舞台は月島。参加者も相変わらずな面々から新顔な人までいて盛り上がりました。
もんじゃ食べたし! 注文し過ぎて多かったけど!


到着して初めにやったのは「ごきぶりポーカー」。
いらないものカードを押し付けあう心理戦系ゲーム。またの名を性格が悪い人ほど強いゲームとも言います。この時のメンバーはでるたん、でゅろんさん、ことひとさん、私だったのですが、個人的にはでるたんが輝いてたと思う!
ことひとさんがこうもりを2枚溜めてしまった後の
「ことひとさん、こうもり」
「ことひとさん、こうもり」
「ことひとさん、こうもり」
の3連発粘着プレイは大変黒かった。
「でるたんは黒い」 ここテストに出ます。


そして次にやったのは「ギャラクシートラッカー」。
Nagoya EJF Game ギャラクシートラッカー
これが個人的に今回一番やりたかったゲーム。ゐんどさんがバカゲーと言っていたので凄く楽しみだったのですが、これ、ホントにヤバい。面白すぎる。
もうバカゲー。全てがバカゲーに向けて作られてるとしか思えない。
宇宙の運び屋になるゲームで、まずはパーツを組み合わせて宇宙船を作るところから始まるのですが、この方法が「1枚づつ引くターン制」ではなく「早い者勝ち」という辺りで面白くないわけがない。しかもゲームが進むと制限時間発生。
一つの箱に4人で手を突っ込んで、「ちょwww居住区でねええええええ」とか「お前バリア捨てすぎwww」とか「繋がんない繋がんない!」とか「右舷詰んだwwもう駄目www」とか騒いでるだけで楽しいという。
そして出来上がったいびつな船体にまた爆笑。明らかに足りないエンジンとか、貨物船なのにコンテナ詰めないとか、砲門が何故か片側しか向いてないとか普通。そしてそのぼろぼろの船で飛び出す宇宙空間。
イベントカードを引いて何かが起こる感じで進むのですが、これがまた小惑星群に襲われたり、紛争地帯に突入したりと愉快なこと愉快なこと。5連発規模で飛来する隕石の当たりどころが悪くて右舷崩壊とか、奴隷商人に襲われて乗組員全員連れ去られてゲームオーバーとか本当に馬鹿すぎる。そしてこのゲームはたぶん壊れる時が一番面白い。他にもオープンスペースのカードでエンジンが一基も残ってないと宇宙を漂流する物体と化したりといちいち面白いので、やっていて盛り上がること盛り上がること。
そんな感じで笑いの絶えないバカゲーでした。それでいてゲームとしてもかなり作りこまれている印象で、素晴らしいゲームだと思いました。


そしていつもの「禁書ポーカー」。
最近ようやく役を作るまでの流れを組み立てられるようになってきたので、やや勝率が上がってきました。今回は2回やって1勝。


その次は同人ゲームの「俺の嘘彼女は世界一」。
「うららさんと嘘彼女はやりたくない……」という多数の戦死者たちのありがたい忠告に耳を傾けずに挑んだ嘘彼女。
このゲーム、自分の嘘彼女カードにアイテムやら属性を足していって、パラメーターを挙げて行くのがメインの行動なのですが、裏設定を付け足す時に「自分の妄想設定で補完する」というフェイズが必要なのです。この妄想設定語りが凄いのですよあの人!
明らかに無理のある設定を、その勝負に関係のないパラメーターを上げるために、豪快な妄想で付け加えていくうららさんの印象が強すぎて、なんかゲームの中身の記憶があいまいだったりしますが、これはこれで面白かったような気がします。


そして最後にメインイベントな平和さんを交えての人狼
個人的にずっとラ管連でやりたかった人狼がブームになっていてうれしい限りです。やっぱり、最初に司会者やった時に、いらない設定いっぱい付け加えたのが良かったんだ!(たぶん違う)

1回目。
私はキューピットだったので、迷わずラ管連ベストカップルなでゅろん×ことひとを指定。そしてさぁこれからと思って、1ターン目にたくさん喋ったらさっくりと殺されるという悲劇が生じました。あれー? どうも喋っても喋らなくても早めに殺される人の仲間入りをしてしまった模様。
ゲームの方は、でゅろんさんが巧みな議論誘導を見せて人狼の勝利へ。少ない発言で的確に議論を都合の良い方向に持っていっているのが外野から見てると凄かった。
そしてカップルは人狼カップルだったという驚きがあったり。


2回目。
私は人狼。結局悪目立ちして殺されるなら、いっちょ派手にやってみようと思って暴れてみた感じ。自分に都合の悪い狼の行動をして、逆に自分は狼じゃないよー的な誘導とか、特定の村人を妙にかばって混乱を招いてみるとか、色々やった割にあんまり大勢に影響がなかったけど!
そしてリンチされそうでされないで生き残っていたところを、ハンターに見事に撃ち抜かれました。その死亡は予想外だった……。
ゲームの方はうさみさんとうららさんのカップル(またしても!)人狼が生き残って勝利。2人とも怪しげなのに殺されない辺りが素晴らしいプレイだったというか、うららさんが何があってもカップルの話しかしないという恐るべき戦略をとっていたことに戦慄。


3回目。
私は村人。ここで平和さんのターン。話をまとめておかないと投票が散って同票になり、村人にとって不利益だから投票車を決めよう! と出来る村長っぷりを見せつけた後に、

「だから、この発言に反対したやつは全て人狼とみなす」

という独裁政治が敢行されるという新展開。
そんな感じの平和さんは実はカップルの片割れで、しかも魔女で、喰われた後自分を生き返らせ、再び喰い殺され、カップルの片割れと毒薬でキューピットを道連れにする一晩3人死亡という離れ業をやって去っていきました。役者が違った。
そして私は気がついたら喰い殺されていました。残念。
ゲームの方は龍花さんの見事な潜伏人狼に踊らされて村人全滅な感じ。


そんな感じで人狼が三連勝し、協調性の不足が浮き彫りになったラ管連村。次回こそは「気がついたら皆で(男×男)カップルの推理を始めている」という悪癖を克服し、ロジカルな推理のもとに知的に狼を告発する所存で挑みたいなぁと思います。ちなみにラ管的に男×女カップルは邪道らしい。何このハイレベルな空間。


やっぱり人狼は好きなゲームだと再確認した感じでした。



そんな感じで約9時間のゲーム会。楽しかったです!
幹事のリッパーさん、そしてたくさんのボドゲを提供してくれたゐんどさん、ありがとうございました。