11-7-3

昨日はSound Horizonの第一次領土復興ツアー初日、ということで市原市市民会館に行ってきました。

領拡……じゃなくて領復ツアーはやっぱりゆるい雰囲気でアルバムコンサート系とはまたぜんぜん違う感じ。作り込めるだけ作りこまれたアルバムコンサートも良いものですが、自由に楽曲をやるライブというのもまた良いものです。
というか、たぶんサンホラのツアー系はセルフパロディの面白さなんだろうなぁと。あのキャラがあの曲を! とかあのキャラそんなことするの? みたいな面白さ。だから当然元ネタを知っていての楽しみですし、全般的に観客参加の部分も多いですし、ファン向けなちょっと敷居の高いイベントなのかなとは思います。その分だけ、ファンとしては面白いわけですが。

そんなライブはRevive会場全員合唱(サビでフリがあった)から、似て非なる人たちでスタート。まさかのイドさんでびっくりしてたら、イドさん用新曲があってさらにびっくり。「TNG」で「低能が」だそうで。そしてイドさんのキャラは良い意味で突き抜けておりました。冒頭のポテンシャル云々のセクハラMCからやばい。そして「いっぱい」と言ったら、君たちは「おっぱい!」と言ってくれとかもはや意味がわかりません。
そしてイドさん朗読で革命先生の新作が始まって、会場挙手制で選択肢を選んで次の会場へという趣向が。とりあえずラスト横浜アリーナでこの話はちゃんとオチるのか……。
そんな強烈なキャラクターの中でも異彩を放っていたのは、女将。そこにいるだけで異様な存在感。そしてそのまま「死と嘆きと風の都」を歌ったり、野ばら姫でアルテローゼをやったりするからもう。ちなみにじまんぐは後半でも「じまんぐの世界」があったり終端の王でもセンター取ってたりしていて、この日はなんというかじまんぐデーでした。

あとは、野ばら姫でKAORI王子に黄色い声が飛んでいたり、下川みくにがさすが元アイドルな可愛さだったり、振り付けについてはノー説明で星間超トンネルに入ったり、インスト曲の「prayer」がめちゃめちゃカッコ良かったり、「壊れたマリオネット」やってくれたりと楽しいライブでした。

そしてラストは国歌……の3番まであるバージョン。しかも1,2番を会場合唱のあとステージ上で出演者が3番を観客に向けて歌いかける、色々たまらない感じでした。そして終わったあとの合唱は再び「Revive」という。


そんな感じで楽しいライブでした。次は7日にNHKホール一日目!