境界のRINNE 9 / 高橋留美子

境界のRINNE 9 (少年サンデーコミックス)

境界のRINNE 9 (少年サンデーコミックス)

9巻まで巻数を重ねても、シリアスになるわけでもなく、人間関係にもあまり進展はなく、相変わらずの緩い退魔コメディをやっているのがある意味すごいと思うこのシリーズ。今回もほぼ1話から2話読み切りの話で、ツッコミどころが総スルーされていくような不思議な感覚が味わえます。そしてこれが高橋留美子コメディが好きな人には面白いという。珍しく続きものな最後の話では、鳳の契約黒猫である朧が登場。お互いにツンデレ感あふれる主従関係がちょっと楽しみになってきました。