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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! 3/11・12・13 @ 日本武道館 その1

THE IDOLM@STER LIVE THE@TER FORWARD 01 Sunshine Rhythm

THE IDOLM@STER LIVE THE@TER FORWARD 01 Sunshine Rhythm

 

 

 

 まず誤解していたなと思うことがあって、これは3日間3公演のライブではなく、ミリオン37人全員出演の武道館1公演を、そのままだと長過ぎるから3日に分けてやっただけだったんだと。

というのも、1日目2日目と良かったけど足りないというか、見たいものを見れなかったなと思うところがどうにもあったのです。でも、3日目にそれが全部入りでやってきて収束して、もしかしてこれは最初からそういう構成の1つのライブだったんじゃないかと思ったのです。それならもういっそ3日通しチケット売ろうよと思わなくもないですが!

ただ、その過程で自分がアイマスのライブに何を見に来ていているのかが改めて自覚できたという副産物があって、それはそれで良かったです。

 

アイマスって今これだけ広がっている押しも押されぬ人気コンテンツなのに、凄く内向きの力が強いというか、外に広く知らしめよう! みたいな方向じゃなくて、如何に中心に迫っていけるかみたいなものを大事にしているという気がします。キャラクターと物語という形のない概念が軸にあって、そこにキャストとスタッフとファン(プロデューサー)の熱意が織り込まれるようにして建てられた象牙の塔。良い意味でも悪い意味でも宗教的な類のコンテンツというか、皆が皆愛が重いというか、入れ込みが激しいというか。ただ、その時につんのめってしまう程の前のめりな気持ちが積み重なって、結果熱狂的としか言いようのないものが生まれる。ライブは祭儀であって、それが爆発する場なんだなと。

だから歌やダンスといった曲のパフォーマンスはもちろん、ライブは他の要素からも構成されているのだと思います。以前は人数が多いと流石に長いのではないかと思っていたキャスト全員の挨拶MCも今は決して欠かせないものだと思うし、新情報の発表もまさにそう。ガミPが登壇する=何か大きな発表があるからの新アプリ発表、そして初公開の4周年記念PVの上映。キャラクター1人1人が登場するたびに上がる歓声、そして765ASの面々が映った時の大歓声。あのライブ感、高揚感、熱狂はやっぱりあの場でしか味わえないし、それを生み出しているのはキャストとスタッフとファン(プロデューサー)の気持ちな訳で。本当に思い入れのコンテンツなんだと思うし、それがアイマスアイマスでしか無いものにしているのだと思います。

アイマスのライブを見に来る人は声優の単独ライブや他のライブにあまり来ないみたいな話を時折耳にすることがあるのですが、これたぶんライブを見に来てるんじゃなくてアイマスを見に来てるんですよね。それはきっと明確に別のものであって。

 

それで、そういう思い入れのコンテンツだからやっぱり祭儀にはテーマ性が大事な訳で。積み重ねてきたものを点と線で結ぶような意味を、そういう物語を個人的には求めてしまうのです。それはアイマスの中では個のアーティストとしてのパフォーマンスに一番フォーカスしているだろうミリオンでも同じで、なので1日目2日目はちょっと物足りない感じがありました。手作りの「ぶどーかん」ってミリオンにとってもっと意味のあるもののはずで、割とするっとライブに入ってするっと終わっていったことに肩透かしというか。これまでの歩みを開演前煽りVTRで流すくらいの過剰な集大成感があっても良いんじゃないかと、入れ込み過ぎてやりすぎなくらいがむしろらしいんじゃないと。

ミリオンは演出が凄くシンプルでアーティストとしてのパフォーマンスで魅せるものだとは思っていて、それは演出で誰もをシンデレラガールズにしてしまうシンデレラとは別の方向性だと思うのですが、それにしても、みたいな。もちろんミリオンは個人の力も曲の力もやたらと強くて、実際私が転んだのもそれを1st中野で目の当たりにしたからですし、更に成長した今回も本当に本当に素晴らしかったと思います。でも、それにしてもメンバー間での差はある訳で。膂力だけで勝負すると、流石にこれまでの周年ライブ、合同ライブ、そして個人名義の活動といった場数を踏んでいる数が段違いの人と、3rdで始めて大舞台を踏みましたという人では条件が違いすぎるというのを、全員出演だと感じるところはあって。それを埋めるアイマスの力が、個人的には思い入れだったり、入れ込みだったり、そういう部分だと思うので、もうちょっと「ついにこの武道館で全員揃ったライブをすること」を推して良いんじゃないかなと。

そう、思っていたのですよ2日目までは。

 

まあ、やりやがったと思いますよね。種田梨沙が出られないことまで込みでの36人+1人による「Thank you!」での手づくりの「ぶどーかん」! 大合唱も、4人であっても5人なのだと高らかに宣言した灼熱少女の「ジレるハートに火をつけて」も、3rdの「アイル」、2日目の「flooding」を経たゲッサンミリオンのストーリーの総仕上げである「君との明日を願うから」も。特にゲッサンミリオンを踏まえての「君との明日を願うから」は、ああ私はやっぱり、こういう虚構と現実の上に何かが見える瞬間が好きなんだよなと。

そして集大成であることを踏まえて次のステージへ続く新発表。新曲、新アプリ、周年PV。特に50人の765MILLIONSTARSという次のステージが垣間見えていたのは、いつかはと想像はしていても、今ここでその刀を抜いてきたかと震えます。PVの中にあった50人による3daysライブ@SSA、いつか機が熟したらやりますよね? 期待して良いんですよね?

そしてミリオンにはまだ37人の武道館という忘れ物もあるわけで、物語はまだ続いていく。ここが集大成だと思っていた今回のライブの先にも、まだまだ追いかけていかなくちゃいけない、見逃せない瞬間が待っているんだなと嬉しく思います。終わってみれば、本当に良いライブで、本当に良いアイマスでした。

 

個別の曲やキャストの感想は長くなりすぎるので別エントリで。

keikomori.hatenablog.com