- 作者: 玉置勉強
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/06/24
- メディア: コミック
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っていうのが最初に読んだ感想。多分エログロに耐性が無いからなんでしょうが、衝撃が大きかったです。掲載誌はエース特濃→コミックバーズ。マイナー誌じゃなかったらきっと掲載できていないこと確定です。とにかく執拗にエログロバイオレンス。ガンスリンガーガールの内側から映し出されたような悪趣味さじゃなくて、外側が悪趣味全開。とにもかくにも変態が一杯ですし。ところどころでわざと悪趣味に書いてるようなそぶりも見せるんですけど、それすら偽装なのではないかと思うのは深読みのしすぎでしょうか。話のほうは赤ずきんが狼に食べられることを目標に夜の街をうろうろしたりしてます。そして男を見つけて狼じゃないと撃ち殺します。途中から猫にされてしまった淫魔や、四本腕の少女殺し屋が登場。ギャグも交えて賑やかになってはいるのですが、いかんせんグロイので読後感が悪い。あと話に深みを出そうとしてるのかは知りませんが、なぞめいた設定や狼の名を持つ少年が出てきます。でも、シリアスな方向に振っても、きっと悪趣味なエログロさが前面に強く出過ぎちゃう気がするので、どうかなぁとも思いますが。まぁ、ストーリーから描写まで含めた全体のぐちゃぐちゃ感がこのマンガの色を作ってるのも事実なのできっといいんでしょう。人にはあんまし薦めませんが、インパクトはあるので読んでみてもいいかなぁとは思います。しかし、読むと思考停止するので感想の書きにくいこと…。