F1イギリスGP 決勝

もう見間違いようが無いくらいにTOP2。そしてマクラーレンが微妙にリード。そんなイギリスでした。
スタート前に琢磨が止まった時点でかなりのがっかりっぷりだったのですが、その琢は一週半遅れくらいからスタートして、なんとかジョーダンミナルディを抜いてフィニッシュ。頑張ったというか、ジョーダンミナルディ遅すぎというか。なんにしても消化レースでも諦めずに走ったのは立派。でもそろそろポイントとらないと来期のシートがないと思います。
レースはモントーヤが見事なスタートでトップに立ち、一回目のストップ後に後からストップしたアロンソを紙一重で抑えきった時点で勝負アリ。結局このに大のマッチレースは以後同じような間隔で続きました。モントーヤの優勝は実に久しぶり。表彰台が少しだけ新鮮でした。2位にアロンソでチャンピオンに向け視界良好。3位は今回も追い上げたライコネン。お見事。そのライコネンにピットがアロンソ優先で割を食ってた上に、エンジンストールという致命的なミスを犯してパスされた4位はフィジケラ。不運も重なるし、ちょっと凡ミスも多いかな。流れがありません。
以下第二グループは安定して走りきったバトンが5位。そして2回ストップでも3回ストップでも状況は打開できなかったフェラーリ勢がミハエル、バリチェロの順で6、7位。そしてレースペースがやっぱり上がらないトヨタ勢が続いてラルフ、トゥルーリの順で8、9位。上位集団の方には定着しましたが、もう少しの改善が必要なんでしょう。
それ以下で気になったのはウィリアムズの凋落っぷり。レッドブルザウバーに追い回されていてはなんとも。BMWとケンカしたり、エンジンが決まってなかったりかなり問題を抱えてるようです。マークⅡになったマシンも速さが無いですし、苦しいところ。ウェバーもこんなはずではなかったと思ってるでしょう。
やっぱ次戦以降もルノーvsマクラーレンの構図は変わらなそう。ここはアロンソvsライコネンの対決ばかりじゃなくて、フィジケラモントーヤの活躍ももっと見たいところです。