かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜

壊れかけのテレビを叩いて引っ張って無理やり映してでも見ますよ。
選べない綿菓子にとまりとやす菜を重ね合わせて、優柔不断なはずむを浮き彫りにする回。浴衣はやっぱり素敵だと思います。今はこのまま三人でという引きは、この先の暗転を示唆しそうで怖いものが。
それにしてもこういう悩みをはずむが持っていたら、はずむが女性化した必然性が何も無いように感じられます。優柔不断な男性主人公でテンプレ通り。
しかしそれでも必要性はあったとするなら、問題は男性がはずむに感情移入できるのか。明日太という分かりやすい自己投影先は用意されてるのですが、この物語を一番楽しめるのは、私にはどうしても「はずむになりたい」人達な気がしてなりません。
僕達は少女になりたい。