エル・カザド

シリアスな話の合間合間に何故かバカっぽい話が挿入されるので、全体としてみるとなんだかゆるーい雰囲気になっている不可思議。
マフィアに拾われた男のボスへの愛情とか、うそはダメだと言っていたエリスのつく嘘とか、流れ弾に撃たれるナディとか、かなり真面目なはずなのに、タコスの歌を歌うナディとか、通風孔にはまるブルーアイズとか、青空の似合わないローゼンバーグとか、なんのこっちゃい的な話が混ざってきます。そして、話の背景は未だ見えぬままなのですが、まだ動きは無いのでしょうか。
キャラクターと掛け合いとしっかりした話に居心地のいい雰囲気で十分楽しめるのは間違いないのですが、そろそろアニメ全体を通した中での引きの強い話を持ってきてくれないとさすがにだれるかなぁという気もします。