F1 イタリアGP

フェラーリ終戦。
さすがにここでマッサにトラブルというのは……。フリーでのライコネンのクラッシュも、チームの発表はドライバーズエラーですが、どうなのかなぁとも。
そして1ストップでなんとかハミルトンの前に出たライコネンがハミルトンにあっさりとオーバーテイクされたシーンは、今年のフェラーリの戦いは終わったかなと思わせるに十分なシーンでした。地元モンツァでというのも何か象徴的。
そんな訳でアロンソvsハミルトンに絞られた感のあるチャンピオン争い。今回は予選から圧倒的に速かったアロンソが、レースでもハミルトンを寄せ付けない横綱相撲を見せてポールトゥウィン。ここのところいまいちだっただけに、ここでこういうチャンピオンらしい走りを見せられるとこの先の追い上げに俄然期待が持てます。
2位は1ストップのライコネンをパスしてハミルトン。ロスは2点に抑えました。そして3位にライコネン。その後ろはいつも通りに4位ハイドフェルド、5位にやはり1ストップのロズベルグをパスしたクビサ、6位ロズベルグ、7位コバライネンといつもの面子すぎて面白身には欠ける感じ。注目点は相変わらず好調なロズベルグコバライネンの若手か。
そして今回のトピックは8位に入ったホンダのバトン。低迷するホンダにとってはようやくの2ポイント目を獲得しました。新しい風洞のデータが設定上の問題か何かでほとんど全て間違ってたということで、今季のマシンはもう絶望的な感じですが、少しでも明るい材料が増えることは来年以降に良いでしょうから、これを励みにしてもらいたいところです。