10-10-23

昨日はani-nation2010で赤坂BLITZに行ってきました。
出演にm.o.v.e桃井はるこELISAサイキックラバーMOSAIC.WAV、そして司会に日笠陽子大亀あすかで、事前の宣伝もあまり無かったので謎なイベントだったのですが、どうもA&G REQUEST デジスタm.o.v.eが出たのをきっかけにm.o.v.eが企画したイベントのようです。
出演陣のカラーも全然違うし、お客の方も混じり合ってカオスな感じになっているイベントで若干戸惑いもありましたが、会場が暖まってくるとなんだかそのカオスっぷりが楽しくなってくる感じ。終わってみれば、とても面白いイベントでした。
桃井はるこはオーラが違うなぁと思ったり、MOSAIC.WAVのLove Cheatと脳・内・再・醒が聴けて嬉しかったり、m.o.v.eの曲で気持よく踊ったりという感じでしたが、これだけ色の違うアーティストが集まって一つのイベントになるのがアニソンのアニソンたる所以かなとか。
m.o.v.eのmotsuさんが凄く面白いことに対して柔軟で貪欲で、そういう部分と今のアニソンシーンがちょうど噛みあってこんなイベントが生まれてくるというのはまた凄く面白いことなのだと思います。この熱とここから生まれてくるものをまだまだ追いかけていきたいと思えるイベントでした。来年春も期待しています!


10月も終わりに差し掛かってきたので、今クール見ているアニメの話とか。
始まる前にはアニメも全然見なくなりそうだなーと言っていた割に、始まってみればここ最近でも一番見ている気がする最近。我ながらいい加減な発言が多いと思います。
そんな中でも面白いのが「おとめ妖怪ざくろ」。明治〜大正位の時代背景で、妖人と人間の間の問題を扱う妖人省の半妖の少女とそこに配属された帝国軍人の男子たちの話なのですが、手早く無駄なく3カップルを成立させた1話の手腕が見事すぎました。しかも3カップルとも美味しい! 特にヘタレイケメンとツンデレ美少女のカップルがとても良いものでニヤニヤします。一昔前の少女漫画的雰囲気がレトロな時代設定のおかげですごく自然に見えるのも良い感じで、妖怪退治物的な楽しみどころもあって純粋に面白い作品だと思います。
それから、完全に予想外に面白かったのが「侵略!イカ娘」。細かいことは気にしないで、若干シュールなギャグが面白くてひたすらアホの子なイカ娘が可愛いだけというのが良いのだと思います。そう思えるのはテンポや見せ方の良さがあると思うのですが、監督が水島努だったので納得。頭を空っぽにして見られるアニメです。
あと「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」はかんざきひろ絵がそのまま動いている時点で勝っている感じがします。それにしても動いてしゃべると桐乃さんの痛さが炸裂しすぎでヤバいです。一挙手一投足が痛い! 見ていていたたまれない! 分からなくないのが凄く辛い! 身に覚えがあると見てられない! という訳で、面白いのですが私の心がどこまで耐え切れるかの勝負な予感。でも京介兄ちゃんはカッコ良すぎて惚れます。
それでも町は廻っている」は安心して見られる面白さだと思います。若干歩鳥のバカっぷりがウザく感じるのですが、それはそれとして。そして謎構成のバンドが大活躍するEDが謎すぎますが原作でああいう話があるのでしょうか……。
そして「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のキレっぷりがヤバいです。カートゥーン風味の画面作りに、日本のオタク文化を節操無く詰め込んで、グツグツ煮込んで力いっぱい下品にしたような頭のネジのかっとんだ作品。色々引くくらいに下品すぎてよくもまぁこれがテレビ放送出来ていると感心するくらい。でもこのくらい突き抜けてくれると全部が全部馬鹿らしくなって楽しい気分になってくるのも事実。パロディ密度が濃すぎる上に古めなのでついていけないところも多いのですが、ぶっ壊れているくせにキュートなキャラクターとクラクラするような情報密度とテンポの良さで楽しくなってくるアニメ。ストッキングがめっちゃ好き。毎週もういいやと思うのに、次の週に思わず見てしまう辺り一種の麻薬っぽい感じがします。