2004私的まとめ

去年に引き続いてやたらとマンガを買った一年でした。大学入るまではあんまりマンガを持ってなかったのが嘘みたいです。そんな訳で、今年読んだ132冊の単行本から10タイトルを選んでみました。基準は私の好みで、適当なコメントと共に。やっぱり趣味傾向の偏りが出ますけど。


NHKにようこそ! 〜2巻 / 滝本竜彦大岩ケンヂ
引きこもり…というかダメ人間達の青春劇。皆が皆ダメダメで、それが自虐的なギャグマンがになってます。この人たちはいつまで底辺で回り続けるのか。シャープな感じの絵もいい感じ。ただ、…時々人事じゃないのが気になります。


よつばと! 〜3巻 / あずまきよひこ
なんでもない日常があずまきよひこが描いただけでこんなに楽しそうになるのは何ででしょう。和みます。気分が上に向きます。和むマンガだと ARIA / 天野こずえ もいいんですけど、やっぱりこっちで。


苺ましまろ 〜3巻 / ばらスィー
ただの絵が可愛いだけのマンガだと思ってたんですが、認識を改めたのが電撃大王で立ち読みしたepisode.30リコちゃんハウス。低体温な空気の中で暴走するシュールなギャグにやられました。


放浪息子 〜3巻 / 志村貴子
トランスジェンダーin思春期手前。子供の心理描写とかすごいです。難しいテーマを何でもないように扱うあたりも。


Death Note 〜4巻 / 大場つぐみ小畑健
キラとLの過剰にロジカルな争いが面白いです。人を殺せるノートを手にして、狂気をはらんでいくライト君の様子も。


スパイラル 〜推理の絆〜 〜12巻 / 城平京水野英多
情報が増えるたびに二転三転する真実に踊らされっぱなしです。11巻「解決編」で今までの謎を解きつつトンデモ話を展開しておいて、連載を読むにまだ正解にはたどり着いていないみたい。12巻での歩と火澄のやりとりがいいです。


ガンスリンガー・ガール 〜4巻 / 相田裕
受けそうなようその集積から浮かび上がる、どうしようもない歪み。このギャップが大好き。アニメも良かったです。


ハチミツとクローバー 〜6巻 / 羽海野チカ
切なさとギャグの洪水。これだけ泣けてこれだけ笑える青春系のお話は私は他に知りません。アニメはどうなるのかなぁ。


ローゼンメイデン 〜4巻 / PEACH-PIT
薔薇乙女の可愛さと意外と王道っぽいストーリー。絵が好きです。話のほうもなかなかいけます。


おおきく振りかぶって 〜2巻 / ひぐちアサ
スポーツ物も暑苦しいのも嫌いだし、ひぐちアサの絵もすきじゃないけど、面白いものは面白いです。2巻の試合ではゾクッとしました。