シュルトが強いとしかいいようのない大会でした。頭二つは抜けてます。
ボンヤスキーvsホンマンはローキックに対策のうてないホンマンの完敗。まだまだ経験が必要な感じです。
アーツvsバンナはベテラン同士のなかなかの試合。序盤押したバンナに対して、後半盛り返したアーツという展開。延長ラウンドはバンナがスタミナ切れ。バンナはもう優勝を狙えることは無いかなぁと思いました。アーツはまだ強いです…と思ったら怪我で棄権。アーツは最近怪我が多いです。
カラエフvs武蔵は手数で圧倒するカラエフとたまに有効打のでる武蔵の拮抗した試合。延長の末武蔵でしたが、カラエフのほうが押してたような気もします。まだ将来がありますし、試合を見ていて面白い選手なのでこれからに期待。
シュルトvsセフォーはセフォーの体調不良を鑑みても、シュルトの圧勝。セフォーの絶対倒れない気力は見ていて素晴らしいと思いましたが、いかんせん内容が一方的でした。
準決勝でボンヤスキーvsシュルトはシュルトがボンヤスキーに本当に何もさせないでKO。
武蔵vsフェイトーザはダメージの残る武蔵をフェイトーザが完璧なKO。リザーバーでしたが実力は十分なところを見せていました。
そのフェイトーザも決勝ではシュルトに膝で秒殺失神KO。
シュルトはいまだに無敗で王者。単純に大きくてパワーがある上に、スピード・スタミナ・テクニックと兼ね備えて、K-1界を見渡しても勝てそうな選手が見当たりません。しばらくは勝ち続けるとしか思えないです。ホンマンが後3年キックボクシングの練習をしたら面白いかもなぁ…。
