ハヤテのごとく! 4巻 / 畑健二郎

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (4) (少年サンデーコミックス)

コミックス101万部突破って…マジですか?
決まったシュチュエーションと決まったキャラクターでいつまでもクオリティの高いものを作るのもすごいですが、こう矢継ぎ早にシュチュエーションとキャラクターを投入しても面白さを持続できるのもすごいと思います。
なんというか、小ネタを楽しむマンガだと考えると、思いのほかストーリーがあって、キャラクターも立ってるのですが、その前提を外したらストーリーもキャラクターも微妙な気がしないでもありません。絵がへたうまな感じがすることや、あざとさがいろんなところから透けることもあわせて、総じて雑多すぎる要素を詰め込んで煮てみたら、面白くなりました的な印象を受けます。それでも面白い辺りがバランス感覚なのか。
舞台はお屋敷から学園へ。あざといキャラ設定の施された新キャラを多数投入しながら、ハヤテがナギと同じ学校に入学するまで。そして何だか気にはなる引きで終了。適当系教師桂先生のキャラがいい感じ。
相変わらず詰め込まれたネタも面白いですし、キャラも可愛いし、結局どこがどうといえる訳ではないんですが、面白いとしかいいようがない感じです。
満足度:B+