ソウルイーター 6巻 / 大久保篤

ソウルイーター (6) (ガンガンコミックス (0663))

話自体はなんの捻りも無いんだよなぁ……。
そんな訳で相変わらずネジの一本飛んじゃったセンスで押しまくるソウルイーターの6巻目。鬼神の復活を巡って今まで登場させたキャラクターを使いきっての全面戦争をやっていて、構成はしっかりしてるしキャラクターも立ってるしで十分面白いと思うのですが、何かもう一捻りほしいなぁと思ってしまうのは贅沢か。バトルの描写の狂気が全面に出る自由奔放な感じは良いです。狂気を押し出しながら、ポップな絵柄とセンスのおかげでグロかったり暗かったりしないバランスも良い感じ。ただ、構成をしっかりさせないといけなかった関係か初期の頃ほどパワーを感じなかったなぁ。シュタインvsメデューサとかもう少し盛り上げられそうなのですが。
何はともあれ鬼神が復活で、次から新展開。デスサイズたちが集められるようなので、どんなぶっ飛んだキャラクターがでてくるかに期待しておきます。
満足度：B