涼宮ハルヒの憂鬱

素晴らしかった。
毎週それしか書いていない気がしなくも無いのですが、それでも素晴らしかった。本当に素晴らしかった。
それで感想を終わらせようかと思ったのですが、味気ないので色々書いて見ます。信者キモイとか思ってもらってももう結構です。
学園祭のリアルな空気にあぁ学祭楽しみかもとか思ったりしてたのはまだ序の口であって、真骨頂はハルヒのライブシーン。神がかってます。ライブの雰囲気、一体感を増していく会場の空気、そして何より演奏するバンドと歌ってるハルヒの描写がヤバイ長門の手の動きとか本当にコード押さえてるみたいだし、ハルヒの歌ってる様子はすごい。全力で歌ってるのが伝わってくる感じ。アニメにもかかわらず。ライブの様子は結構見たりしますが、ここまで気分的に盛り上がれるものは少ないんじゃないかと思います。とりあえずGod knows...はいい歌だと思ったんですが騙されてますか? ここまで直球でノリのいいガールズロックとか、最初にはまったバンドがLINDBERGな私を釣りにきてるとしか思えないんですが。販促効果を露骨に狙っていると知りつつも、買ってしまいそうな涼宮ハルヒの詰め合わせ。ああもう掌の上だ。
しかしENOZというバンド名は明らかにZONEの逆読みですよね。確かにZONEもガールズバンドだし、歌っても違和感がないようなタイプの楽曲でしたがいいのでしょうか。解散しているから構わないのかな。
芸の細かさも健在。チラチラ譜面台を見るハルヒとか、緊張の表情から充実の表情に変わる様。そして感謝されて戸惑う様子と本当に表情豊か。ハルヒの成長や心理的変化もしっかり追っていて、こうやってあの最終回に繋がっていったんだなぁと感慨深いです。音響やマイクのハウリングとライブの臨場感的なものもバッチリ。
いやぁ、いいもの見たや。