AIR vol2,3

AIR 2 初回限定版 [DVD]

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AIR 3 初回限定版 [DVD]

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vol.2は佳乃の話。佳乃の奇行の理由も、挿入された過去の話も、意味ありげな羽の描写も、結局なんだったかわからないままに流されたのでちょっと消化不良感がありました。たぶん全体の話に繋がってくるものがあるのでしょうけど、これだけだとなんとも。
そしてvol.3は美凪とみちるの話。こっちは思いっきり泣きました。なんか悔しい・・・・・・。
美凪の名前を母親が読んだ辺りで涙腺が決壊して、あとはもう格闘ゲームでコンボをくらっているように、何かが来るたびにやられっぱなし。ガードを崩されたらもうダメです。この話も、とんでもない設定でむちゃくちゃな筋の話だとは思うのですが、それでも台詞の一つ一つとか話のもっていき方はうまいなぁと思いました。一度これはこういうものだとして話に入り込むと、後はもうもっていってしまうだけの力があります。美凪とみちるの支えあう姿が、たとえそれが閉じた関係であっても良かったです。その関係を終わらせて、正しく前進させるために往人という存在が必要だったのかなと思います。