ネタかベタか、それが問題だ

マンガレビューサイトが購買を左右するみたいな話が盛り上がってますが、見ているほうとしてはある程度は自己責任しかないかなぁと思います。盛り上がってるから必ず面白いってことは無いですし、むしろそれについて語られてることを読んで、自分に合うかを考えるべきかなと。ユーザー参加型のレビューサイトみたいなのがあると便利なんでしょうかね。18禁ゲームであるみたいな。買う時の参考にする場合の話はそんな感じ。
ただ、むしろこういったケースは共通のネタで盛り上がるためにレビューサイト主導のプチブームが起こっている気がします。皆で同じマンガを読んで、それをネタにして盛り上がろうという。この場合、行動は同じようにその単行本を買うことでも、消費対象はその内容ではなくてそれを元に騒ぐことです。作品は媒介。だから、このブームに乗って中身の面白さに期待しちゃうと外れるかもっていう。こういう消費のあり方はニコニコ動画とかが流行るのを見てもネットとの親和性が高そうですし。
レビューサイトを参考にしたいと思ったら、内容が面白いからプッシュされてるのか、ネタとして盛り上がると面白いからプッシュされてるのかの見極めが大事なのではないかと。両方を満たしているならばそれに越したことは無いのですけど。

ライトノベルも最近は発刊数が追いきれないほどになってきているので、大手サイトの感想は結構影響力を持っていそう。ただ、ネタとしての盛り上がりはマンガほど見かけないような気がします。むしろラノベとの定義とか、新ジャンルとか、キャラ類型とか、ラノベの歴史とか、そういう全体的な問題をネタにして盛り上がってる印象。文化圏の違い?


大元の話は宣伝目的で影響力を行使することに対しての問題提起だった気がするので、なんだか見事にあさっての方向の話を書いてしまいました。ただ、この辺の問題は色々奥が深そうなので感想ブログ書きとしては考えておく価値はあるかも。

まぁ、自分の影響力を考慮しなければいけないほどのサイトになんかなれないしならないよって感じではありますけど。このブログで感想書いてもどれだけ影響力があるのだか・・・・・・。