F1 アメリカGP

ハミルトンがポールトゥウィンで連勝!
いよいよハミルトンのチャンピオンという線が現実味を帯びてきました。それくらいの北米2連戦完勝劇。
レース自体はマクラーレンの2台が1-2位、フェラーリの2台が3-4位を争う展開。ハミルトンとアロンソの争いも、マッサとライコネンの争いも激しかったのですが、結局順位は変わらずにチャンピオンシップの順位通りでフィニッシュ。アロンソのアタックを冷静にさばききるハミルトンが印象的でした。そしてペースでは上回りながらもマッサを攻めきれないライコネンに不振の根深さを感じました。
その後ろでは、ハイドフェルドロズベルグと上位がトラブルで離脱する中、棚ボタ的ではあるものの8位入賞を果たしたベッテルが白眉。さすがにハイドフェルドに比べれば速さで見劣りしましたが、急な代役で新人がここまで走れれば見事。これからが楽しみな新人の一人です。
あとはコバライネントゥルーリ、ウェバーと常連陣。更迭の噂もあるコバライネンですが、ここ最近はなかなか好調さを見せています。
さて、北米二連戦を終えて、チャンピオンシップはほぼマクラーレンの二人の争いに。波に乗っているハミルトンをアロンソは捉えられるのか、セナプロの再来となるチーム内不協和音は響くのか、そしてフェラーリの復活はあるのかと、見どころはたくさん。盛り上がってまいりました。