エル・カザド

エリスの過去編。
実験体として観察対象であったはずの人造の少女に、段々と心惹かれていく博士というベタなテーマを30分の中で巧いこと描いていて、なかなかこれは素晴らしいんじゃないかと思いました。このアニメ、ベタな話をコンパクトに描くことが巧いと思います。
エリスが博士に心を許していく様も、博士がエリスに惹かれていく様子がなかなか細やか。エリスは可愛いですし。そしてお互いの距離が目いっぱい縮んだところでのラストが切ないです。
演出もハマっていたかなと思うのですが、特にBパートの挿入歌は梶浦節全開でファンにはたまらない感じでした。真下アニメといったらこうじゃなくちゃ。