東方三月精 Strange and Bright Nature Deity 2巻 / ZUN・比良坂真琴

東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (2) (角川コミックス)

東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (2) (角川コミックス)

三妖精のいたずら日記みたいな三月精第2巻。
殺伐とした弾幕ごっこをしていてもどこかのんびりした空気の流れる幻想郷で、精神年齢が子供な三妖精がいたずらばっかりしているお話をやるものだから、本当にのんびりまったりな感じに。何かやろうとしては失敗する三妖精の様子は賑やかで楽しいし、非常に和みます。
キャラクター的には魔理沙と三妖精の絡みが多い感じ。大雑把な感じながら、三妖精を上手いこと操って遊んでいる感じの魔理沙は、子供をからかっている大人っぽくてやっぱり和む感じ。そして⑨ことチルノと三妖精の絡みは、精神年齢ががっちりかみ合っているから、子供同士の無邪気な遊びのようで微笑ましいです。
そんな感じで力を抜いて読める一冊でした。東方の世界観とキャラクターがわからないときびしいのは相変わらずですが、知っている人なら楽しめる作品かなと思います。