13-1-19

今日は両国国技館に大相撲を見に行って来ました。
マス席だったこともあって、スポーツ観戦と言うよりも完全にお花見モードなのが相撲らしいところなのかなと思ったり。そして生で見ると力士はでかい。
十両の途中から見始めたのですが、幕内に上がると見た目でも一段強くなるのが分かるのが面白かったです。そして最後2番の白鵬日馬富士はなんかもう別格に強くて、全然負けそうな気配がなくてこれが横綱……!! と思いました。儀式めいたところのある土俵入りもあって、やっぱりこの立場は大相撲という世界においてただのチャンピオンではない特別なものなんだなあと。


あと、ニコ動で話題になっていたアニメ琴浦さんの1話を見たのですが、これは、すごい。人の心が読めてしまうことで崩壊した家族と人間関係を容赦なく描き続ける30分は、前情報なしでゆるめの日常モノを想定していた人々を振り落とす勢いだったのですが、だからこそ何気ない日常であるはずの後半に意味をもたせられているというのが構成としてすごいなあと。日常の中にシリアスを忍ばせて後半に向けてドラマを作っていくというのがオーソドックスだと思うのですが、冒頭でこれをやってしまうと逆に日常の方の、真鍋くんの琴浦さんにとっての特別さというものが軽くないなものとして見えてきて面白いです。ただこれをやってしまうと、冒頭で離れる視聴者もいるでしょうし、30分アニメ1話の半分というギリギリのラインでの冒険なんだろうなあとも。