F1 ヨーロッパGP 決勝
手短に。
ファイナルラップの悲劇。そうとしか言い様がないです。
スタート後の混乱で何台か脱落した後は、極めて順当に進行し、このまま終わるのかなと思ってたレースが一変したのは残り10週。各マシンがコースアウトするなど結構厳しいところを見せてたのですが、トップを走ってたライコネンはタイヤにフラットスポットを作り大変な事に。酷いバイブレーションの中逃げるライコネンと、追うアロンソ。そしてファイナルラップ、ライコネンのサスが砕け飛びました。あのバイブレーションで、タイヤを替えちゃいけなかったのかとかいろいろありますが、何より残念。スタートからハイドフェルドを交わし逃げる完璧なレースをしてただけに。そして背筋の寒くなる事故でした。
優勝はアロンソ。安定した速さでライコネンを追い続け、最後までプッシュしたのは立派。今シーズンのチャンピオンへ視界が大きく開けてきました。2位にハイドフェルド。三回ストップで走りきりに二戦連続2位。ノッてます。3位はバリチェロ。三回ストップで成功。5位ミハエルとあわせてフェラーリ復調ののろしになるか。4位は安定して走りきったベテランの味。クルサード。振り向けばレッドブルは健在。ドライブスルーペナルティが痛かったです。スタートの失敗と第一コーナーでのアクシデントからそれぞれ挽回したフィジケラとモントーヤが6位、7位。ペナルティが痛すぎたトゥルーリが8位でした。BARはレースペースが良くなく沈みました。
結局流れの来ていたライコネンに思わぬアクシデントが降りかかり、流れをつかみ返したのはアロンソ。今期はアロンソイヤーのようです。