F1 スペインGP

※リザルト掲載注意!※


琢磨! 琢磨! 8位入賞!!
レースとしては波乱含みだった割に展開は平坦で面白いものではなかったのですが、残り25周辺りで琢磨入賞の目が見えて一変。フィジケラが3ストップに変更、バリチェロがストップ後ペースが上がらずで、琢磨がフィジコに対して20秒程度の差でついていければもしや・・・・・・、という感じ。
そして運命のフィジコのストップでかろうじて琢磨が前に出て大興奮。残り6周は押さえてくれと祈るような気分でした。
去年の開幕では走っていることが奇跡だったチームが、去年のチャンピオンチームを真正面から相手にして、それも勝っての8位入賞。スーパーアグリの初ポイント。そして佐藤琢磨というドライバーとしては、BARでの3位表彰台より価値がある8位入賞です。頑張った。
あとは、カスタマーシャーシ問題にまた火がつかないといいなぁというくらいでしょうか。

レースの方はマッサのポールトゥウィンの完勝。完全に勝つときのマッサのパターンでした。この辺で波乱があったのはスタート後のアロンソがマッサに仕掛けた部分。アロンソがちょっと無理をした感じで接触、結果アロンソは4位に落ちて、最終的にも3位となりました。あとは、ライコネンのトラブル。そして2位に入ったのはハミルトン。ルーキーがなんとなんとのポイントリーダーです。これで次あたり優勝したら、勢い的にもチャンピオンの目もかなり出てきそう。
その後ろでは、ハイドフェルドはトラブルに泣いたBMWクビサの4位で一安心というところ。そして健在を見せ付ける大ベテランクルサードの激走でレッドブルが5位に入りました。ロズベルグがきっちり走って6位、3ストップ敢行のコバライネンが7位でした。
残念だったのはトラブルでリタイアしたトゥルーリ。ラルフのペースを見るにそこそこの速さを見せていたので、トラブルさえなければという感じでしょうか。

これでチャンピオンシップは、ハミルトン、アロンソ、マッサ、ライコネンの順。ただまだポイント差はわずか。勢いに乗るマッサがこの先も勝ち続けられるのか、注目です。