- 作者: 高津カリノ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/10/22
- メディア: コミック
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ファミレス4コマのはずで、確かに舞台はファミレスなのですが、あくまでそこに舞台以上の意味はなく。それよりなにより、勘違いやら思いこみやらすれ違いやら鈍感やらで迷走に迷走を重ねる店員たちの間の人間関係が面白すぎるのです。
伊波さんの中の小鳥遊ラブが急速に形になってくるも、男性を見るとつい殴ってしまう性癖のせいでなんだか変な仲の良くなり方をしていたり。小鳥遊は小鳥遊で相変わらず小さいもの好き変態でぽぷらの方に流れそうで、伊波さんとも仲良さげには見えたり。ぽぷらは何故か女装小鳥遊いたく気に入って女装してとせがんだりと混沌。さらには小鳥遊4姉妹を巻き込んで、小鳥遊×伊波は話がややこしいことになってまいりました。照れかくしで殴っていると主張してみたり、変態だから競争率が低いとか思っちゃう伊波さんはもう少し落ち着いた方がいいと思います。
そして見ていてそろそろかわいそうになってくる佐藤→八千代→店長な関係の方もなかなか。店長不在の間の生殺しっぷりは泣けました。負けるな佐藤。
本当にこの人間関係は見ているだけで楽しいです。これはもう作者の絶妙なさじ加減の勝利。次の巻でいったいどういう展開を見せるのか、楽しみです。
満足度:A