下妻物語

色使いがキツイ。目が痛くなりました。
しかしさすがに話題作だけあって良かったです。エキセントリックな演出とか、後半のシナリオの大幅な端折り方とかあるのですが、それでもこれは確かに下妻物語だなぁと原作のみ読んだことがある人間は思うのでした。演出もぶっ飛んでますが合ってる気がします。CMの人ということで、場面場面のコラージュ的な印象がちょっとしたのですが、しっかり友情物語として話に筋は通ってますし。後半はちょっと残念な感じと、綺麗にまとめてくれたなぁという感じが半々。わかりやすくはなってる気がします。でもおばあさまはもっと格好良いんだとか。
それにしても深田恭子土屋アンナのハマりっぷりがすごい。もうなんというか、この人たちは確かに桃子とイチゴでしかないというそういうレベル。ぶっ飛んだキャラクターをよくもまぁこんなに。私が小説を読んだときには映画がもう公開されていて、初めからこの二人のイメージがあったというのも大きいのでしょうが、それにしても見事な演技でした。この二人だけでもう十分な価値があるのではないかというくらい。
序盤のヴェル○ーチ連呼はもう笑うしか。映画ではそのままだったそうで、TV放送できないのかぁ。
原作感想:http://d.hatena.ne.jp/KeiKomori/20051117/p1