F1 プレビュー:スパイカー・フェラーリ

カスタマーを巡る政治闘争ばかりが目立つスパイカー。そのおかげで注目度は高いのですが、肝心のニューマシンF8-Ⅶはちょっと苦しそう。大幅改良が予定されているようですし、ガスコインの加入が効いてくるまでは我慢の展開になりそうです。明るい材料は小口でもスポンサーの獲得が続いたことか。ミッドランド時代の迷走ぶりから比べれば、オランダチームとしての足場は固めつつあるように見えます。
ドライバーはアルバース残留に新人スティールとバランス的には良好。ただ、テストが少なくスティールの実力はまだ分からないだけに、不透明です。そしてアグリから奪い取ったファンデルガルデですが、ドライバーとしての力量よりバックのスポンサーが重要みたいなのでなんとも。
とにかく厳しいシーズンになりそうなことは明白。政治闘争以外でも目立てれば良いのですが、さてどうなるか。