とりあえず、買いにくい表紙でした。相変わらず絵は可愛いし、フリルとレースが一杯の
ゴスロリチックな生きた人形達は大いにツボです。特に真紅とか。明らかに狙ってキャラ付けもしてるでしょう。甘んじて引っかかりましょう。しかしながら、ただのキャラだけの萌えマンガだったら単行本まで買ったりしません。意外と話のほうが面白かったりするのです。軸は
薔薇乙女と呼ばれる人形達の争いと、引きこもりな主人公ジュンの引きこもり脱出記。この二つをリンクさせつつ、ギャグと可愛さとシリアスを実にバランスよく描いてるなぁと思います。このバランス感覚がこの作品の肝なのでしょう。まだ、
薔薇乙女は全部出てきていません。伏線もいくつか張られてます、続きが気になる作品です。
