- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/17
- メディア: コミック
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某漫画家問題で色々と界隈が騒がしくなったり、予想外のところからキラーパスが来たりと大変だったあの頃を思わず思い起こして、その上でこの巻を読むともはや久米田先生頑張ってるなぁとしか……。こんなもの書いちゃっていいの? 的なネタを上手く自虐の笑いに落とし……落として……落とせてるよね、これ? な感じなのですが、この先色々大丈夫なのでしょうか。主に小○館との関係とか!
話的には際どいネタを繰り出しながらのいつもの絶望先生な感じで楽しめました。細かいところやおまけまで読者サービスが行き届いているのはさすがの一言。個人的には「でも行進」の話の笑えるのだけど笑えない腰砕け感が面白かったです。そしてその後に続く「あの出版社を語る」が大変なことに……。
他にも、某国に対する発言の数々とか、某法律に対する発言の数々とか、大変に社会派なネタが多かった印象。ネタとしては非常に面白いのですが、何かがどこかで間違って気がついたら連載が終わったりしないかというハラハラ感が……。心配のしすぎだとは思いますけど!