Animelo Summer Live 2010 -evolution-8月29日(日) 感想

そしてアニサマ二日目。この日も5時間半、最高のライブでした。去年が本当に素晴らしかっただけに、あの熱狂は超えられないんじゃないか、時間短縮の話題や去年に比べると少なくなった出演者数から比べるとどうなのかという想いもあった今年のアニサマだったのですが、時間が短くなればその分密度を上げればいいという運営側の一発回答を見せつけられた感じ。とにかく今日は選曲が「待ってました!」の連続で、しかもシークレットゲストにKOTOKOというサプライズまで。これ以上のアニソンイベントは他にないし、純粋にこれ以上のイベントもなかなか無いと思わせてくれる濃密な時間、本当にありがとうござました。


1 『創聖のアクエリオン』/茅原実里×May'n
今日もオリンピック開会式風のオープニングの後はコラボからスタート。1曲目がこういう一気にテンションを引き上げる曲なのは良いなぁと思いました。この日は200レベルの少し高めの位置から見ていたのですが、一面輝いたUOの海と2万5千人の「愛してる」はまさに圧巻でした。


2 『Paradise Lost』/茅原実里
3 『優しい忘却』/茅原実里
4 『Freedom Dreamer』/茅原実里
そしてそのままみのりん。アルバム曲かなと思っていたらParadise Lostきたー! UO折るー! みたいな。やっぱりこれはライブで盛り上がる曲だなと思います。


5 『バカ・ゴー・ホーム』/milktub
6 『Happy Go!!』/milktub
そしてmilktub! バカゴー! テンション上がる! バカでロックでコール入れる曲が楽しくない訳がないじゃないかと。そしてMCとコールアンドレスポンスも楽しかったです。「今すぐKiss Me」と振られたら、瞬時に「wow wow」返さざるをえないのがLINDBERGファンです。というか学園天国→今すぐKiss Me→survival danceは世代が……。


7 『Get Wild』/サイキックラバー×milktub
世代が……と思ってたらこのコラボへの伏線だったのか! みたいな。盛り上がりました。


8 『超!最強!ウォーリアーズ』/サイキックラバー
9 『侍戦隊シンケンジャー』/サイキックラバー
一年前大人の事情に阻まれたシンケンジャーが今年ついに。今年こそという二人の想いと、待ってましたという観客の想いが一つになっているのは、ちょっと感動的だと思いました。


10 『Astro Rider』/Crush Tears
11 『Communication Breakdown』/Crush Tears
MCで実は去年ヘドバンしすぎて舞台袖で失神したと言う画伯は本物だと思いました。そして滅茶苦茶歌上手いなこの人とも。これはちょっとびっくりした。


12 『SERIOUS-AGE』/飛蘭
13 『戦場に咲いた一輪の花』/飛蘭
14 『Errand』/飛蘭
アニサマ凱旋という感じがする飛蘭。2曲目でErrand来ないのかなと思ったらきっちり3曲目でやってくれて嬉しかったです。とりあえず赤を振っていました。


15 『雨上がりのミライ』/ミルキィホームズ
色々な事情が垣間見えたり見えなかったりの末、いきなりこの舞台に放り込まれるのは大変だろうなぁと思っていたのですが、求められた役割をきっちりやり切る思いのほか堂々としたステージにいい意味で驚きました。ブシロードライブで4人目のオーディション結果発表を見ていたのでちょっと思い入れがあったというのもあり、曲も王道コール曲だったので頑張りました。応援しなくちゃいけないような気がする、っていうのも十分な魅力。


16 『恋華大乱』/奥井雅美
17 『Flower』/奥井雅美
さすがのステージング。恋華大乱が生で聴けた良かったです。


18 『Arrival of Tears』/彩音
19 『Angelic bright』/彩音
Arrival of Tearsはメチャクチャ楽しみにしていたので凄いテンション上がりました。そして今日首が痛い理由の半分くらいはここにある気がするという。そしてカッコいい曲とほわほわしたMCのギャップがある人だなぁと思いました。


20 『Northern lights』/彩音×飛蘭
カッコいい曲を歌う二人のコラボで、まさかの林原めぐみ曲。Northern lightsだと分かった瞬間の会場のボルテージの上がり方と、一面のUO林原めぐみの偉大さを感じました。


21 『トンドルベイビー』/桃井はるこ
22 『21世紀』/桃井はるこ
23 『勝利の女ネ申』/桃井はるこ
そこからテンションが途切れることなくモモーイ。さすがの存在感。トンドルベイビーも良かったですが、個人的には21世紀が聴けて凄く嬉しかったです。とてもモモーイらしい歌詞の曲だと思います。


24 『BELIEVE IN NEXUS』/遠藤正明
25 『Carry On』/遠藤正明
歌唱力が本当に凄まじいなぁと。Carry Onラストに痺れました。BILIEVE IN NEXUSみたいな奇をてらわない熱い曲は、やっぱりこういう人が歌ってこそだと感じます。


26 『薔薇獄乙女』/ALI PROJECT
27 『刀と鞘』/ALI PROJECT
28 『亂世エロイカ』/ALI PROJECT
唯一無二のアリプロワールド。衣装も音楽もパフォーマンスも歌も全てがアリプロでしかなくて、こういう大きなイベントでも全くブレないというのがさすが。あと日本刀! それからドラァグクイーンの皆様は今年も素敵でした。そしてMCでCDの販促をしているアリカ様が面白かった。キャラの勝利だ……。


29 『ユニバーサル・バニー』/May'n
30 『愛は降る星のごとく』/May'n
31 『Ready Go!』/May'n
とにもかくにもユニバーサルバニー。生で聴いて菅野よう子は天才だと改めて思いました。そしてそれを踊りながら歌いこなすMay'nも凄い。曲中の「イタイのがスキ」からの盛り上がりはヤバかったです。


32 『教えてA to Z』/田村ゆかり
33 『Tiny Rainbow』/田村ゆかり
33 『fancy baby doll』/田村ゆかり
34 『You & Me feat.motsu』/田村ゆかりfeat.motsu
会場がピンク一色に染まるゆかリんタイム。そして最初2曲はゆかりんより自分の斜め前にいた「ゆかり命」はっぴの王国民のムーブがあまりにも洗練されすぎていて、それをガン見しながらコピーするのに必死だった不思議。あれほど無駄と迷いのない動きはなかなかお目にかかれない……。
そして相変わらず客あしらいの上手いMCで「海外から来た人」→「日本から来た人」→「ゆかり王国から来た人」→「こんなにいるならきっとできるよね」の流れからのfancy baby dollはきたあああとしか。全力で跳んで、一度やってみたかった「世界一かわいいよ!」で、その余韻も消えないうちにmotsu登場からのYou&Me。ライブ終盤で体力的にフラフラになりながらも、跳ばざるを得ない、叫ばざるを得ない何かがここにはありました。まさにこの日のクライマックス。楽しすぎて王国民の気持ちが少しわかった気がします。そしてゆかりんは凄いと思いました。プロのアイドルここにあり。


35 『Shooting Star』/KOTOKO
36 『Loop-the-Loop』/KOTOKO
37 『Re-sublimity』/KOTOKO
最後は水樹奈々だなぁと思っていたら、始まる聞き覚えのあるイントロ。え? え? と思っていたらのKOTOKO登場に会場騒然。I've系の人は絶対出ないと勝手に思っていたので、サプライズすぎて一瞬固まりました。そして新曲を挟んでのリサブに最後取っておいたUOを思わず折りました。これは良いシークレットゲストだったと思います。


38 『Don't be long.』/水樹奈々
39 『NEXT ARCADIA』/水樹奈々
40 『PHANTOM MINDS水樹奈々
41 『UNCHAIN∞WORLD』水樹奈々×奥井雅美
そして大トリはもちろん水樹奈々。最近のこの人は本当に勢いにのっている人だけが持っているような、トップスターのオーラが出ていると思います。そして今まで「あれやらないの?」なことも多かった選曲も、今回は個人的には文句なし。ラストは奥井雅美とのコラボで締めて、満足感の高いステージでした。


〜アンコール〜
EN-1 『Generation-A』/アニサマ2007テーマソング
EN-2 『evolution 〜for beloved one〜』/アニサマ2010テーマソング
そんな感じで二日間のアニサマが終わって、テーマソングを聴きながら観客席を見渡したりしていたのですが、全体を包んだ熱気と充実感、そしてステージ上に集合した出演者たちの幸せそうな表情がアニサマなんだろうなと思いました。ただ単純に複数のアーティストが集まってそれぞれのファンが集まっただけじゃない、アニソン文化の中心的なフェスとしてのアニサマ、みたいなものを感じる瞬間。存分に楽しんで、また来年へ期待と夢が膨らむ2日間だったと思います。