2022年の振り返り その1(ゲーム・ライブ・スポーツ観戦)

今年はなかなかブログを書く時間も取れなかったので、年末くらいはちゃんと記憶を残しておこうかと思い振り返ってみます。

 

しかし今年は本当に仕事が大変でまあ酷い状況で、精神的にもギリギリの状況が続いたのですが、そんな中でも安定剤になっていたのがゲームでした。仕事するかゲームするかみたいな一年というと少し言い過ぎかもしれませんが、おおよそそんな感じ。

GW頃に「ゼノブレイド Definitive Edition」を初めて、そのあと「ゼノブレイド2」、更には今年発売の「ゼノブレイド3」まで一気に駆け抜けて300時間弱。モノリスソフト作品としてはゼノサーガから隔世の感を感じる非常に出来の良いRPGで、何時間でもずっと遊んでいられて、世界観に没入して仕事のことを忘れられるのが特に良かった。本当に救われてた。

1~3までやってゲームとしての完成度なら間違いなく3ですが、設定的な取っつき辛さがあるので、全体的に上品でお勧めできるのは1(DE)という感じ。でも個人的なストーリーの好みは2。オタクなら好きでしょこういう展開っていうのを重ねに重ねてくる終盤の引きの強さと、追加コンテンツ「黄金の国イーラ」をやることで本編が違った角度で見えてくるところが非常に良かったです。来年出るはずの3の追加コンテンツも滅茶苦茶楽しみ。エンディングに色々と納得できないところがあったので、その辺りもひっくるめて回収されるといいなあと。でもやるとしたら過去編かなあ。

 

あとは自分でもちょっとびっくりするほど、特に今年前半の記憶が飛んでるのですが、ちょっとずつ思い出しながら振り返りを。

仕事とゲームの代償に配信含めてもここ10年で一番見る数が少なかったライブ/イベント。というか単純に業界の趨勢として配信が少なくなってくる中で、なかなか現地まで足が戻らないというのが正直なところで。行けばもちろん楽しいのですが、リモートワークが常態化したこともあってとにかく人混みに激弱になっており、リハビリが必要だなという気持ちと、このまま自然減していくのかなという気持ちが相半ば。私のこの10年の人生の中心は間違いなくアニソンライブだったのですが、果たしてそれが無くなってどうするのかというのは課題ではあり。

そんな中でもやはり今年1のライブはシンデレラガールズの10thファイナルでしょう。出演者オールシークレットというシンデレラしかやらない狂ったライブで10年分の全部をぶつけられたらもうね、走馬灯が見えるよねという。ああ私は10年このコンテンツ追いかけてきたんだなという実感と、追いかけて本当に良かったなという感動が、「ココカラミライヘ」~「always」の流れに凝縮されていました。あれはもう体験として、追いかけてきたからこその得難い瞬間で、あの場に入れて本当に良かった。くそ寒かったけど。更にcg_ootdで的場梨沙ソロが披露され、シンデレラについてはかなり老後感が強くなってもいるのですが、ライラさんについに! ボイスが! 総選挙で! ついたのでまだしばらく追いかけ続けることにはなりそうです。あとはコンステは野心作だったけど、仕掛けが全部上手くいっているとは言いがたかったかなあとか。

それから行ってよかったなあと思ったのはRAISE A SUILENの有明アリーナ。RASはJapanJam、サマソニも追いかけたのですが、単純にライブがめっちゃ楽しい。あと会場が綺麗で見やすい。RASは贔屓目を除いてもパフォーマンス力がちょっと凄いところに来ているので、バンドリだからとかそういう枠から外れた活動がもっと増えていくのかなと思います。いや本当に、ライブが凄いので。

そのRASを見に行ったJapanJamは非常に良いフェスで来年も行きたいと思いました。何より野外フェスには季節がちょうどいい。天気も良かったので後方でぼんやり座ってステージを眺めているだけでも気持ちが良く最高でした。ステージ間の移動も少ないちょうどいい規模間で、それでいてなかなかのラインアップが出演するのも本当にちょうどいいフェスという感じで大変好印象でした。SUPER BEAVER良かったなあ。

それから久しぶりに行ったアニサマはやっぱり完成度の高いフェスで絶対に楽しいというクオリティなのが良かったのと、あとナナヲアカリのライブが良かったです。

ナナヲアカリというキャラクターと、生身のナナヲアカリという人間を行き来するような所があって、その見えないはずのところが見えるようなギャップにハッとさせられたというか。あるとても私的な出来事をMCで話してからの「陽傘」が、ちょっとあまりに刺さって、素晴らしかったなと思います。やっぱりナナヲアカリと言えば「ダダダダ天使」みたいなキャラクタライズされた魅力ではあるのですが、こういう見せ方もできる幅があるんだなと驚いたライブでした。

 

ライブではないのですが、現地観戦という意味ではふと思い立って現地に足を運んだ新日本プロレスの5・26 BOSJ後楽園ホール大会も印象深いです。プロレス、コロナで歓声が禁止になってから、配信で見ているとやっぱり寂しさというか熱気が感じられないと思うところがあったのですが、現地だと声には出せないけれど、息遣いとか拍手足踏みからでも溢れ出す熱気みたいなものを感じられてああそうだこれだと。ロビー・イーグルスvsエル・ファンタズモのメインが凄い試合で、多分配信で見ていたらシリーズの中の良試合で終わっているのでしょうけど、現地で見たからこそ一生忘れない試合になったところがあって、やはり現地観戦って特別だよなと思いました。あと後楽園ホール、非常に見やすくて流石聖地と呼ばれる会場でした。

スポーツ関連ではワールドカップも日本のジャイアントキリング2連発が面白かったですし、F1もチャンピオン争いはレッドブル/フェルスタッペンの独走でしたが、俺たちのフェラーリの迷采配が連発されるエンタメ的には点数の高いシーズンだったと思います。いやそんなことある!? って何度思ったことか。阪神は、まあ序盤の躓きが全てで、良い選手は出てきているので来年頑張ってほしいところ。ただ、岡田監督で時計の針を戻して本当に良いのかなあというのは正直思ってはいます。

 

長くなってきたので、続きはエントリを分けて。