ソウルイーター 3巻 / 大久保篤

ソウルイーター (3) (ガンガンコミックス (0609))

ソウルイーター (3) (ガンガンコミックス (0609))

センスとノリで突っ走ってた作品の勢いと緊張感が途切れるとやっぱり少し苦しいものがあります。世界観はちゃんとしてるんですが、設定は細部は気にしない的な大雑把さを持っているので、話ごとの勢いの差が面白さの差でそのまま出ちゃうのかな。下支えするものがないというか。
そんな感じでエクスカリバーの話は中だるみっぽいし、椿の話はイマイチ吹っ切れ方が足りないかなといった感じ。最後のメデューサ関連の話は面白くなりそうな予感がありますが、完全にプロローグの段階なのでまだなんとも。
まぁ、なんだかんだ言っても独特のセンスはやっぱり魅力あり。もう少し壊れてても良いかな。絵は好みですし、次に期待。
満足度:C