F1 ハンガリーGP決勝

例年通りオーバーテイク不可能なハンガロリンクでしたが、レースはなかなか熱いものでした。
スタートで接触からアロンソバリチェロが脱落と波乱含み。アロンソには悪いですが、チャンピオン争いを考えるとここでのアロンソ脱落はこの先楽しくなりそうな感じです。そしてその後も2ストップ組と3ストップ組み、さらにはピットストップタイミングを巡る争いには見ごたえがありました。
結局優勝はライコネン。予想外に軽かった上にペースの上がらないミハエルにつまり、2ストップのモントーヤには届かないかと思いきや、モントーヤの脱落と2ストップでショーットストップを取ってミハエルをパス! そこからは怒涛の逃げで久しぶりの優勝。壊れないでよかったです。逆に今回壊れたマクラーレンモントーヤ。速いけど信頼性がないマクラーレンは健在です。2位には粘ったミハエル。3位4位は3ストップで良いペースで飛ばせたラルフとトゥルーリトヨタ勢。ラルフは移籍後初表彰台。トヨタは二人がバランスよくポイントを取っていて良い感じです。5位にバトンが堅実な速さで入賞。6位7位はハイドフェルド&ウェバーのウィリアムズ勢。予選の不振は重かったからだったようで、決勝でのペースの良さは目を見張るものがありました。8位は琢磨が今季初入賞。バトンからペースが平均して遅いなど問題なところも見えましたが、それでも今季初入賞はおめでたいです。迫ってたフィジケラを抑えきりました。フィジケラはコースオフに不可解な3回目のピットにと相変わらずの流れの悪さで9位。アロンソも入賞圏外とルノーはノーポイントでした。
ルノーアロンソが沈んだことで次回から流れが変わるか。注目です。