09-9-16
F1がにわかに大変なことに。
マレーシア資本でチーム「ロータス」の電撃復活、そして14番目のチーム枠でBMWザウバーが謎の投資会社に売却、さらにルノーの”クラッシュゲート”でブリアトーレとシモンズが電撃辞任。もう何が何やら。
特にクラッシュゲートは、アロンソを勝たせるためにチームがピケJr.に故意のクラッシュを命じたというただでさえ最近グレーなF1の品格を地に落としかねない事件だっただけに、責任者が事実を認めたに等しいこの展開はちょっと……。これでルノーはF1撤退に動くかもしれませんし、トヨタもやばいんじゃないか説に包まれていますし、ここ数年で一気に進んだメーカー寡占は不況の影響であっという間に崩れそうな予感。
とはいえ、新規参戦を望むプライベートチームなら数限りないのがF1の凄いところで、来年の新規参戦4チーム(+1チーム)によって、今年までとはガラッと変わったモータースポーツらしいF1が帰ってくるかもしれない、という期待もあります。新チームがそろってコスワースエンジンな辺りも、まるで20年くらい昔を見ているかのよう。まぁ、謎の資本に詐欺られるのもF1のお約束ではあるので、ふたを開けてみれば何チームがきちんと1年参戦できるのかも若干怪しむべきところではあるのですが……。
あと、これだけ新チームが増えるのだから、どこか佐藤琢磨に救いの手を! マレーシアの新チームにベテランのアジア人ドライバーとかありなんじゃないかな? かな?